【実績解除率】steamゲーム23本のクリア率を調べてみた【神ゲーからクソゲーまで】

ゲームまとめて紹介

はじめに

みなさん、ちゃんとゲームクリアしてますか?

私は結構怪しいです。目が肥えたせいか、買えるゲームが増えたせいか、自由時間を失ったせいか、だんだん積みゲーが増えていく日々です。

しかしそんな状況は、私に限った話ではないはず。そして数千万のゲームであふれ、ゲーマーの移り気が極まった現代でも、ちゃんとクリアされるゲームは存在するのです。あの名作は、あのクソゲーはどれくらいの人がクリアしているのだろう? クリア率はそのゲームの面白さ、人を引き付ける力をデータとして示してくれるものなのではないでしょうか。

いろんなゲームのクリア率を見てみたい

と、いうわけで様々なゲームの、steamグローバル実績を調査し、ゲームクリアにあたる実績の取得率を確認、どれほどの割合のゲーマーが、そのゲームをクリアしているのかを探ります。

 

説明&注意事項

  • 各ゲームのクリア実績の「アイコン」「実績名」「説明文」を公開します。ネタバレを踏む可能性があることにご注意ください
  • マルチエンディングのゲームでは、全エンドコンプする人も、一回のクリアで止める人もいるため、完全なクリア率を出すことができませんのでご留意ください。
  • クリアした難易度やマルチエンドごとに実績が分けられている場合は、最も達成率が高いものを紹介します
  • 自由度の高いオープンワールドゲームの場合、メインクエストクリアをクリアとみなします。
  • 周回要素があるゲームで、2周目以降しか見れないエンディングがある場合も、1周目のクリアをクリアとみなします。
  • DLCはクリアに含みません。過去作品をDLC同梱で発売する完全版なども無印でDLCだったものはクリアに含みません。

各ゲームを「有名タイトル」「マイナー&レトロゲーム」「クソゲー」の3部門に分類しました。分類にはSteam評価なども参考にしていますが、主観も多めに含みます。ご了承ください。

途中でクリア時間を出しているときは自分のプレイ時間か以下のサイトを参考にしました。

HowLongToBeat.com | Game Lengths, Backlogs and more!
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それさっそく見ていきましょう

有名タイトル

「PCゲーマーなら誰でも知ってる」と言えそうなタイトルを集めました。

ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON

本作はアーマードコアシリーズでも屈指の知名度となった作品ですが、難易度もシリーズトップクラス「最初のステージのヘリが倒せない」などというゲーマーたちの阿鼻叫喚の声が話題になりました。

クリア実績:

「レイヴンの火」38.8%

「ルビコンの解放者」37.5%

「賽は投げられた」27.3%

本作はマルチエンディングのタイトルであり、1周目でとれるエンディングが「レイヴンの火」「ルビコンの解放者」。それぞれ獲得率38.8%、37.5%。3人に一人はクリアしているようです。
高難易度で話題になったにしては結構な人数が1周はクリアしているよう。

最終エンディングの「賽は投げられた」に関しても27.3%と4人に1人はクリアしている。

なぜこんなにクリア率が高いのでしょうか? 高難易度だと“わかってる”層が発売後しばらくしてから大量に流入し、その人たちがしっかりと全クリし、クリア率を引き上げた? それとも、一度投げ出した人にも「もう一回やってみよう」と言わせるほどの魅力が本作にもあったのか?

ちなみに最初のヘリの突破実績は92.8%。あれほど「勝てない」と話題になったにしてはかなりの突破率。

どこのメーカーとも知らないマイナーゲーのほうがよっぽど最初の実績の取得率が低いと思う。

The Witcher 3:Wild Hunt

クリア実績:「試練を生き延びし者」

達成率:23.1%

本作はメインクエストのクリアに50時間程度かかる。さらにサブクエの推奨レベルを大きく超えると、得られる経験値が少なくなる仕様があるため、サブとメインを並行して進める人も多いと思われる。なかなか時間をとるゲームであるが、その割には大体4人に1人がクリア達成。これは、人を引き付ける面白さがあるといっていいのではないだろうか。

BIOHAZARD VILLAGE Z Version

クリア実績:「新米パパ」

達成率:78.0%

これは凄い。凄すぎる。クリア率78%? 個人的にクリア率20%あれば「万人に遊びやすく作ってある」という認識だったのだが…桁違いだ! クリア時間は12時間と短いが、それでも4人中3人はクリアしてるというのはすごい数値。ほかのゲームはどうあがいてもクリア率50%を切っているというのに。確かに飽きないようにという工夫はすごく感じるゲームだったと思う。

ちなみにこれは18禁版だが、全年齢対象版もクリア率60.8%と半分以上がクリアしている。
だが、この差はちょっと面白い。成人のほうが沢山ゲームを買える金を持ってて、一つのゲームに割ける自由時間が少ないからクリア率が下がると思っていたのだが…。それともグロが苦手で全年齢版を買う人は、ゲーム慣れしておらず、クリアできない人が多いという理屈だろうか?

ともあれ、これを機にカプコンを見直しました。

DOOM Eternal

クリア実績:「永遠のスレイヤー」

達成率:32.3%

うん。まあこんなもんだろ。私が一番好きなジャンルはシングルプレイFPSなのだが、シングルFPSって「AAA級超大作!」っていうのが少ないんだよなぁ。私は大好きな本作ですが、FPS界ではキワモノ寄りの作品。エイムするよりとにかく動き回って戦うデザインで武器の弾薬も結構足りなくなることが多い。前作プレイ者を前提に作ってる感じです。32.3%もの人がクリアしてるなら、うれしい限りだと思います。

ちなみに一番達成率の高い実績で78.1%。AC6の最初のヘリより少ないです…。

FALLOUT 4

クリア実績:「未来への備え」(どの派閥でもいいので最後までクリアする)

クリア率:19.4%

ベゼスダオープンワールドゲームの系譜となる本作。メインクエストは4つの派閥のルートに分岐しますが、どの派閥でもこの実績は解除されるようです。メインクエ以外にやれることが多いからか、クリア実績の獲得率は若干低めに。メインクエクリア時間は約40時間らしい。

私はSteam版ではクリアしていませんが、XBOX ONE版でクリアしています。ちなミニッツメンルート。というか本作9年前のゲームなんですね…時が経つのは早い。

Starfield

クリア実績:「大きな躍進」

クリア率:19.2%

意外! もっと低いと思ってた。個人的にこのゲームは結構アレな作品だと思っているのだが、FALLOUT4とほぼ同じクリア率なのは驚きだ。正直FO4ほど面白くなかったし、競合になる他タイトルのレベルも上がっている。その状況下、発売ほぼ1年が経過し評価も賛否両論で落ち着いてきて、尚FO4と同じクリア率とは…ベゼスダブランド、いまだ健在か。

ちなみにこの実績タイトルにもなっている「大きな躍進」というクエストはクリアすると世界がリセットされ、2周目が開始される。すべてを失う前に、サブクエストを目につく限りクリアしたかったので、私のデータは未クリアとなっています。

なおUCバンガードのクエストで進行不能バグが発生して投げ出した模様。

Grand Theft Auto V

クリア実績:「狼たちの街」

クリア率:24.1%

白状します…私はGTAV積んでます。15時間くらいやったんだが、億劫になっていつの間にかプレイしなくなってた。しかもその理由が「車での移動がめんどくさいから」というGTA全否定な理由。(グランドセフト・オートは“車泥棒”という意味)

いやー24.1%のみんな立派ですね。ちゃんとクリアしてる。

でも今まで紹介したゲームには全て「クリアできていない人」がいたはずだし、バイオヴィレッジ以外はクリアできていない人のほうが多い。クリア率100%でもない限り、誰かにとって「やめた理由」があったはず。そういう統計データの裏に隠れたドラマを想像するのも面白いですね。まあ24%もあればそんなに悪いゲームではないはず。投げた私が言うのもなんですが…

Sid Meier’s Civilization VI

クリア実績:「新天地の開拓」

クリア率:37.4%

こういうジャンルも見てみましょう。ターン制ストラテジーのジャンルは疎いのだが、たぶんCiv6が一番有名だと思う。これも意外ですね。本作は難しい&煩雑で時間のかかるゲームでした。37%もクリアしてるのか…。まあゲーム開始前にいろいろと設定ができ、細かい難易度調整やライバル文明の数を少なく指定するなど、楽してクリアしようとすれば方法は結構あるかも。

私は35時間やりましたがクリアしたのはたぶん1回。ギルガメッシュで科学勝利でした。

Marvel’s Spider-Man Remastered

クリア実績:「終局」

クリア率:49.5%

強い。さすがはスーパーヒーロー。うろ覚えですが、メインクエは20時間弱ぐらいじゃないかな…。半分の人にクリアさせるのはかなり高いクオリティですよ。

もっとすごいのが、全エリア100%クリアの達成率が17.3%。変なゲームだとメインクエクリア率がこれ以下なのもありそうなもんだ。多分難易度調整が絶妙なんだと思います。アクション慣れしてる人にはヌルいかもしれないけど、高難易度で突き放されるよりも、結果的に時間や労力をかけてしまっているんだろう。細かい目標の達成報酬も、スパイダーマンの別衣装でモチベーションを掻き立てられた。

マイナー&レトロゲーム

今度はマイナーゲーとレトロゲーを見ていきます。あまりにもひどいクソゲー以外で「ゲーマーなら誰でも知ってる」と言っていいタイトル以外は全部ここに入れてます。「これマイナーじゃないだろ」というタイトルがあるかもしれませんが悪しからず。

真・女神転生V Vengence

クリア実績:「原初の混沌」など

クリア率:15.1%

本作は少々特殊で、ストーリーが「復讐の女神編」「創世の女神編」と2つ存在する。「復讐の女神編」では2つのエンディングが、「創世の女神編」では4つのエンディングが存在する。これは計6つのエンディングの内、最もクリア率の高いもので「復讐の女神編」の一つのエンディングに当たる。

ちなみに他の実績達成率は

黙示の創世(復讐の女神編):12.6%

神等去出八百万界(創世の女神編):7.3%

さらば、友よ(創世の女神編):7.0%

人は考える葦である(創世の女神編):6.5%

いつまでも法の下で(創世の女神編):5.5%

1周しかしてない人もいるだろうし、全エンドコンプしてる人もいるだろう。さらに言えば、創世の女神編は「真・女神転生V」に収録されているため、そちらをクリアした人は本作ではやらないかもしれない。実際創世の女神編のクリア実績は復讐の女神編よりすべて低くなっています。

発売してからまだ2.5か月程度で、本作クリアまでかなり長いため、それが理由で未クリアの人もいるかと思われます。

fate/samurai remnant

クリア実績:

「一条の光」:29.1%、

「復讐の焔」:20.9%、

「可惜夜に希う」:14.7%

本作もマルチエンドを採用「一条の光」「復讐の焔」は1周目でも獲得可能で、「可惜夜に希う」は2周目以降で獲得可能。一周目までを「クリア」とするなら、大体30%強くらいはクリアしていそうである。作品を深く理解するためにも全エンディングを見てほしいところだが、クリア者の半数が「可惜夜に希う」を見ていないようだ

Subnautica below zero

クリア実績:「イントゥ・ジ・アンノウン」

クリア率:22.2%

オープンワールドサバイバルクラフトの中でもかなり高いクオリティだと思う。様々なバイオームや生態系で飽きない。乗り物は前作と比べると弱体化しているが。

クリア時間は20時間程度らしい。個人的にはもっとクリア者いてもいいとは思う作品である。

The Outer Worlds

クリア実績:「The Outer Worlds」

クリア率:26.7%

Fallout: New Vegasの開発「Obsidian Entertainment」が2020年に発売した今作。大企業に支配された、スペースコロニーや複数の惑星を舞台に、戦闘や話術によって生き抜いていくストーリー。ちなみに、「全難易度でクリア」と説明文にあるがこれは誤訳らしく、どの難易度でクリアしてもこの実績が解除される。

クリア時間はメインのみで13時間。

Shadow Warrior 3: Definitive Edition

クリア実績:「竜殺し」

クリア率:39.3%

クリア時間7時間程度の短い作品。にしては低いか?ちなみに1と2のクリア率はそれぞれ16%くらい。1はクリア時間10時間くらいだった(2は未プレイ)。そこそこまあまあでなんともコメントに困る作品だが、1と比べると間違いなく体験の密度が上がっていたのはよかった。

1のクリア実績

Alan Wake

クリア実績:「ディパーチャー」

クリア率:27.9%

ドラマ性や演出が高く評価されているホラーTPS。クリア時間はメインのみで11時間、サイド要素も入れて14時間くらい。主人公は小説家であり、小説の地の文のような独白に引き込まれ、ストーリーにのめりこんだ記憶がある。戦闘は光を当てて敵を怯ませ、銃撃で倒す、という独特なもの。

FTL: Faster Than Light

クリア実績:「連邦の勝利」

クリア率:24.3%

宇宙船をの船長になり、船の武装強化、クルー配置など行いながら銀河を救うミッションを遂行するローグライクゲーム。Easy難易度のクリア率は24.3%とまあまあよくある数値。

だがNormal難易度の方はクリア率9.3%。そう、難しいんだよなぁこのゲームのNormal。かくいう私もクリアできていません。クリア時間は12時間らしいが、試行錯誤する時間も含めるともっとかかるかも。

Mass Effect Legendary Edition

クリア実績:

「名誉勲章(ME1)」:40.9%

「奇跡の生還(ME2)」:27.6%

「レジェンド(ME3)」:19.2%

Mass Effectシリーズ3部作を1本にまとめたお得なエディション。本作の特徴は大量のデータ引継ぎ要素で、3部作にわたって自身の選択の結果が世界に影響を与える点である。そのため1作目からの通しプレイが強く推奨される。

クリア率を見てみると、統計的には1から順番にプレイしている人が多いようだ。1はリマスター前と比べると改善されている点が多いが、今の作品と比べると不便な点も多いだろうに、40%という高い数値をたたき出している。まあ、サブクエやらずにメインクエだけ済ませて速攻で2に行ってるのかもしれないが。

Frostpunk

クリア実績「リーダー」

クリア率43.5%

氷河期が到来した産業革命期の世界で、寒さやパニックと闘いながら生き残れる街を作る都市運営ゲーム。私の考えではこの手のゲームはすごく難しいと思っているのだが、クリア率43.5%と結構高い。まあ攻略wikiの指南通りにやったら自分でもクリアできたのだが。

「新しい家」以外のシナリオも最初から選べるので、ほかのシナリオも含めると、クリア者がもっといると思われる。

TURBO OVERKILL

クリア実績:「Can I Play, Daddy?」

クリア率:19.3%

個人的にかなり気に入ってる作品。スピーディに大量の敵を屠る爽快なアクション、武器入手と新敵登場のバランス調整もいい感じ。チェックポイントの間隔が短くストレスレスなプレイ体験。クリア率もドマイナーにしてはまあいいほうではあると思う。

惜しむらくはこのゲームはアーリーアクセスを行っていたため、ストーリーが順次配信となっていたこと。そのためアーリーアクセス配信日に遊んでた人の中には、追加後のストーリーをやっておらず、クリアしていない人もいるのではないかと思われる。

System Shock: Enhanced Edition

クリア実績:「It’s Over」

クリア率:6.0%

これがダントツでヤバイ。クリア率6%はボロクソに叩かれたクソゲーでもなかなかない。これは1994年に発売された「System Shock」のリメイク版。ゲーム進行のヒントが少なく、敵の無限無限湧きがあるなど難易度も高め。さらにUIも見づらいと、取っつきづらいタイトルではある。

リメイク版のクリア実績

ただ、現代的にシステムを一新したリブート版System Shockもあり、こちらはクリア率16.4%。ノーヒントっぷりは大して変わらないと思うのだが、何が数字を分けたのだろうか? 対応言語の多さだろうか?

クソゲー

ここからはクソゲーを見ていく。

Duke Nukem Forever

クリア実績:「朝飯前」

クリア率:23.2%

クソゲーオブザイヤー(KOTY)にもノミネートされたFPSゲーム。開発に15年かかった本作だが、ストーリーは薄く2000年代で時が止まったかのような特徴のないシューティングでガッカリするファンが大量発生してしまった。

しかし評判を考えるとクリア率23.2%はそこそこ高い。 クリア時間は9時間とあまり長くないからだろうか?

LEFT ALIVE

クリア実績:「生還」

クリア率:7.8%

「平成最後のクソゲー」ともいわれる本作。敵が異様に硬く銃の効果が薄い中、鉄パイプによるステルスキルで一撃を狙えるという雑な難易度調整、ミニマップがなくセーブできる場所にも制限があるという不便さ異様に重いなど多くの不満点を指摘されています。

クリア率は想像通りの低さ。クリア時間は15時間程度だが、結構難しく進行はぐだぐだだった気がする。92%が心を折られるクソゲーだったということか。

REDFALL

クリア実績:「影はうつろう」

クリア率:12.9%

Dishonoredなどで知られるArkane Austinスタジオが作ったオープンワールドアクション。マルチプレイを重視している割には野良マッチがなかったり、武器を持てる数が少なかったりといった遊びづらさバグの多さでsteamではやや不評の評価を受けている。

個人的には最悪とは言えない「遊べるクソゲー」であると考えている。吹き替えがされており言ってることは頭に入ってきやすいし、グラフィックも現代的なレベルに仕上がっている。一般的なFPSの操作ができれば、そこそこ苦労する程度の適切難易度。つまらないが苦行ではない。

しかし12.9%はやや低め。やはり評判が悪いせいだろうか? クリア時間はサブクエ込みで24時間程度。

感想&考察

ほとんどのゲームはクリア率50%以下。つまりクリアしていない人のほうが多い。

途中で「クリア率20%で万人受け」と言ってたが、調査してみるともうちょっと基準を上げてもいい気がしてきた。だいたい30%以上あれば、大きく外すことはなさそうかな。ただアーマードコアなど高難易度タイトルでも30%越えなので、クリア率が高いから楽にクリアできるとは限らないといえる。

クリア率から、「このゲーム買っても間違いはなし!」っていう基準を出すとしたら、40%以上だろうか? でもマスエフェクト1言うほど万人受けか?とは思う。個人的には好きだけど。

紹介したもの以外にもいくも実績を見てきたが、クリア率が20%を下回っているゲームは少なかった。20%以下はクリア率が低いと言ってもいいかもしれない。

ただし、クリア率が低い(20%以下)=クソゲーであるとは言えないと考えられる。クリア率が低いがクソでない例として、Fallout 4がある。あれファンからは批判もあるが、非常に好評だししっかり作りこんであった。スタフィーは…まあ…うん。

クリア率が20%以上でクソゲーである例として、Duke Nukem Foreverがある。

ただし、クリア率が10%を下回っている場合は、クリアを妨げる重大な何かがある、と考えたほうがいいだろう。

クリア率を上げる要素としては以下が考えられる

  • ストーリーが面白い
  • 戦闘が面白い
  • 一周が短い
  • 難易度が高いという前評判がある
  • 既存ゲームの移植、リメイクである

クリア率を下げる要素としては以下が考えられる

  • ストーリーがつまらない
  • 戦闘がつまらない
  • 一周が長い
  • 移動が長い、面倒
  • 難易度が高い
  • 自由度が高い、必ずしもメインクエストを進める必要がない
  • バンドルでまとめ売りされている
  • 価格が安い
  • 発売後まもない
  • 評判が悪い
  • 複数作品同梱パックの中の、ナンバリングが新しい作品
  • マルチエンディング。実績データ上でクリア者が分散する
  • 高難易度でクリアしても、下位の難易度のクリア実績が解放されない作品。実績データ上でクリア者が分散する
  • アーリーアクセスで、発売当初はエンディングに到達できない
  • 発売当初は実績が実装されていなかった

最後に感想ですが、クリア率だけでは面白いとか、楽であるとか、ボリュームがあるとか一概には言えないことが分かりました。

ただし、一つを除いたほぼすべてのゲームで、クリアできた者は少数派でした。多くのゲームが、クリア者よりも挫折者を多く作り出している。しかし裏を返せば、んなゲームであろうと、クリアできた自分を褒めてもいいってことではないでしょうか。

この世には数えきれないほどのゲームがある。クリア者一桁%のゲームを買って、選ばれし者を目指すもよし。クリア率50%越えのゲームを買って、万人を引き付ける魅力とは何かをその身で味わうもよし。

これからはゲームを買う前に、クリア実績の達成率を参考にしてみるのもいいかもしれません。

と、思ったけどネタバレにはくれぐれもお気をつけて。

最後まで読んでくれてありがとう!

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